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絵画修復家キアラ

絵画修復家キアラ 1 (ぶんか社コミックス ホラーMシリーズ)絵画修復家キアラ 1 (ぶんか社コミックス ホラーMシリーズ)
(2009/01/17)
たまい まきこ

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由緒ある伯爵家の娘・キアラ(弱冠12歳)は容姿も良くなく、太り気味な女の子。
裕福な家に生まれたので、もちろん仕事などしなくても暮らしていけるが
絵画を本来の状態に復元する「修復家」として仕事を受けている。
こよなく芸術を愛する彼女は、実力・知識ともに一流で、大人顔負けの腕をしており
そしてかなりのおてんばで明瞭な性格の持ち主だ。
キアラ1

そんなキアラを心配した両親は、彼女にギネヴィオという美青年の護衛をつけることにした。
顔と外面が良く、剣の腕は一流。だけど実は乱暴者という体育会系の彼と
超文科系のキアラは考え方が違い、憎まれ口を叩き合う仲。
キアラ2

そんな二人が、修復の依頼を受ける度に様々な絵画に関わり
行く先々で美術に関した様々な事件に巻き込まれる。
名コンビが真相を暴いていくミステリー作品。
キアラ3

絵に秘められた謎を解くというダヴィンチ・コードっぽさのある作品です。
始めて本作品を読んだ時、原作と作画が別々の人が担当しているのかと思いました。
それぐらい美術に関する知識と、そこに事件を絡ませた
ストーリーのクオリティの高さが凄いんです。
しかもそれが最初から最後までずっとダレておらず
よくこれだけの話を作れるなと感心させられます。

キアラはデブでブスという設定になっていますが(実際可愛いけどね)
仕事に対する情熱とそれに伴う実力を持っていて、媚びたりせず
真っ直ぐに自分のやるべきことを追求していく姿勢には非常に好感が持てます。
キアラとキルヴィオ、ツンデレ×ツンデレっていうどうしようもなさそうな二人だけど
微妙にいい感じな関係にはキュンとしました。これは隠れた良作です。

ただ物凄くいいところで第1部・完という形でストーリーが終わっています。
続きは出るのでしょうか・・・?
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死刑執行中 脱獄進行中

死刑執行中 脱獄進行中 (SCオールマン愛蔵版)死刑執行中 脱獄進行中 (SCオールマン愛蔵版)
(1999/11/19)
荒木 飛呂彦

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死刑が確定した囚人27号。
「オレは無実だ!」そう叫ぶがそのセリフは嘘。
自分の犯した罪を大して悪いとは思っていない。

その後牢獄に入れられた27号だが、檻の中は高級マンションのような素晴らしい室内だった。
テーブルの上に食事の準備がしてあるので手をつけると
齧り付いた魚の中から細工された骨が飛び出し頬に食い込む。
痛がって悶えていると、予め切れ目の入っていた椅子がバラけてバランスを崩し体を強打する。
死刑囚2

何の嫌がらせかと怒り狂っていると、牢獄の壁が粘土のように軟らかいことに気が付く。
食事についていたスプーンで壁を掘り、脱獄を試みるが
壁の中から挽肉機が出てきて指をミンチにされてしまう。

そして27号は気がつく。この部屋は牢獄ではなく処刑室だと。
死刑囚1

さらなる仕掛けが27号を襲い命を奪おうとする!27号の運命は?!
~「死刑執行中 脱獄進行中」より~

各話、出てくる登場人物が多くないので
キャラではなくストーリーで魅せなければいけない訳ですが
海外でたまに話題になっている予算を掛けずにアイデアで大ヒットした映画を彷彿させるような
それでいて荒木色もしっかりある、とても満足のいく1冊です。

荒木先生ってジョジョのイメージしかないけど、こういうのもっと描いて欲しいです。
そーだよなー四部もミステリ要素あったもんなー。
一番四部が好きな私にはドンピシャでした。
収録されている「デッドマンズQ」の主人公がかっこよすぎです。これ連載して欲しい・・・。

岸辺露伴や“あの人”のストーリーもあるので四部好きは是非!
ジョジョは長くてめんどくさいから読んだことないって方も是非!

巷説百物語

漫画・巷説百物語 (単行本コミックス―Kwai books)漫画・巷説百物語 (単行本コミックス―Kwai books)
(2001/03)
京極 夏彦森野 達弥

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山中、急な大雨の為、坊主が立ち往生していた。
そこに同じく雨に降られた一人の男が現れ、「この先に小屋がある」と雨宿りを進める。
男の助言に従い坊主が山小屋に辿り着くと
そこには同じように雨を凌ごうとする者達が数名先着していた。
森野巷説1

そんな中、百物語でも始めようかと怪談が語られだす。

山猫に魅入られ、気のふれた花嫁の話。
非業の死を遂げた小豆洗いの話。

怪談が進むにつれ、坊主の様子がおかしくなっていく。そこにあった巧妙な計画とは・・・。

京極夏彦さんの巷説百物語の漫画版です。原作は未読なのですが、充分に楽しめる内容でした。

何がいいかって、水木しげる先生のお弟子さんだった森野達弥さんの作画が素晴らしい!
タッチが水木先生に非常に似ているのですが、この画風で京極さんの漫画が読めるって
妖怪好きには感動ものです。
森野巷説2

絵だけでなく、話の運びもとてもスムーズに進行されていて
作中、文字が特に少ない訳でもないのに一冊をあっという間に読めてしまいました。
水木節に通じるオノマトペが非常に小気味がよく味があります。

収録作品は「小豆洗い」と「白蔵主」の2本。どちらも甲乙つけ難い完成度です。

魍魎の匣

魍魎の匣 1 (怪COMIC)魍魎の匣 1 (怪COMIC)
(2007/12)
志水 アキ

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夜の湖を電車で見に行こうとする頼子と加菜子。
しかしホームから何者かに突き落とされ、加菜子は重傷を負ってしまう。

姉の陽子の知り合いがいるということで、一度入ったら二度と出てこられないと噂される
巨大な「箱」のような建物、美馬坂近代科学研究所に搬送される。

何とか一命は取り留めたものの、一瞬のうちに病室から消えてしまう加菜子。
そして誘拐の脅迫文が届く。

平行して起こる、「箱」詰めにされたバラバラ事件。
魍魎を祓うという新興宗教、穢れ封じ御筥様(おん「ばこ」さま)。

事件は全5巻で綺麗に収束します。

原作が小説の作品を漫画化すると、端折られすぎだったり、
登場人物がイメージと違ったりするのですが、この作品はどちらもクリア!

何と言っても原作のキャラクターの魅力・個性が外面的にも内面的にも十二分に出ていてます。
むやみに全員美男子じゃないとこがいいです。

魍魎1
古書店店主であり、清明神社の神主であり、人に憑いた「憑き物」を落とす拝み屋の京極堂。
物語に終わりを告げる男。知識と話術が半端ないです。
漫画でも彼のながーい薀蓄がしっかり出てきます。

猟奇的な事件が起こる本作品。

魍魎2
鬱持ち小説家の関口も魅せられてしまいます。
闇を覗こうとして京極堂に止められるのですが、見たい気持ちの方が分かってしまいました。


そして衝撃のラスト!
魍魎3
原作が好きで読んだのですが、原作を読んだときに近い高揚感が・・・!
ラストを知っていても楽しめる作品でした。

映画版・魍魎の匣だけを見て「微妙だった・・・」と思っている方は
是非読んでみてください。
プロフィール

チロリアン2世

Author:チロリアン2世
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