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ハイテンション根性ERS

ハイテンション根性ERS(コンジャラーズ) (フラワーコミックス)ハイテンション根性ERS(コンジャラーズ) (フラワーコミックス)
(1995/03)
中村 かなこ

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根性ERS1
デビュー曲がちょっと話題になったけど、結局一発屋で終わってしまった
元アイドルクループのメンバー紅林やこ。
現在はピンで活動しているがエキストラ等の地味な仕事ばかりをこなしている。
それでも彼女はもう一度歌手として活動する為に、芸能界に身を置いていた。

そんなやこに一つの仕事が舞い込む。
それは深夜のバラエティ番組で、頑張った甲斐がありレギュラーを獲得。
共演者は愛知県では大人気のお笑いコンビ根性ERS(コンジャラーズ)で
彼らの東京進出一発目の番組となる。

が、ボケの木戸上嗣は無愛想でぶっきらぼうで第一印象は最悪。
逆にツッコミの高柳順平は以前からやこのファンだったそうで、
人当たりのいい好青年で一安心するやこ。

バラエティ番組ということで今までの仕事とは違い体を張らなければならず戸惑うやこ。
おまけにコンジャラーズのファンからも嫌がらせの手紙が大量に届く。
根性ERS
だけど熱い女、やこはそんなことではへこたれない。
木戸の叱咤激励やさりげない優しさと、順平のフォローと気遣いの中で
彼らに胸を張れるように、そしてもう一度歌手としてステージに立てるように
彼女は真っ直ぐに進んで行く。

学生時代に友人から貸してもらい面白かったのですが
その頃はこの作品の熱いテンションに付いていけずノリが合わないなーと思っていました。
不思議なものでどんな作品が読み返したくなるか分からないものですね。
以前はやこがコンビの両方から好かれるという設定が受付けなかったのですが
時間を経て今読んでみると・・・面白いじゃん!

芸能界にしがみ付いているけどプライドを捨てている訳ではなく、
夢の為に、他人の為に突っ走るやこの芯の強さは素敵です。
根性ERS3
大人が読んでもグっとくるセリフも出てきます。

やこは元歌手な訳ですが、歌う機会があればどんな場所でも堂々と歌い上げ
結構シビアな言葉を投げかけられたり、シリアスなシーンもあったりするのですが
卑屈になるということがないんです。
彼女の性格と同じで毎回ストーリーがサッパリと終わるので
読後はスッキリとした気分にさせてくれる作品です。
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リリィ&アールのふしぎなお店

リリィ&アールのふしぎなお店 1 (講談社コミックスるんるん)リリィ&アールのふしぎなお店 1 (講談社コミックスるんるん)
(1994/04)
高瀬 綾

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リリィは魔法の国のお姫様。だけど召使いの少年のアールとイタズラばかりしていたので
王様の怒りを買い、別の世界へ飛ばされてしまう。ねずみの姿に変えられたアールも一緒に。

魔法の国に帰れる方法は一つ。幸せな気持ちを集め、小さなボトルをいっぱいにすること。
ふしぎなお店の不思議なアイテムで女の子の恋心を応援するリリィとアールの物語!

引っ込み思案なかなえは人気者のトオルに話しかけることが出来ず、
思いきって電話をかけてみるもやはりうまくいかない。

そんなときリリィとアールに出会い、彼女達の店に来るよう勧められる。
そして訪れたかなえの悩みを言い当てたリリィに一枚のテレホンカードをプレゼントされる。
リリィ&アール1
それを使って電話をかければうまく話すことが出来るという不思議なカードだそうだ。

半信半疑でトオルに電話をかけるかなえ。
すると魔法をかけられたように会話がうまくいき、おしゃべりは盛り上がる。
そして電話を重ねるごとに、受話器越しに仲を深めていく二人。
だけどテレホンカードの度数がなくなるまでに告白しないと
トオルは今までのことを全部忘れてしまうという。
リリィ&アール2
そしてついにカードを使い切ってしまい・・・。
~「やさしくラブコール」より~

実はこの漫画の存在を忘れていたのですが
たまたま手に取る機会があり、余りの懐かしさに震えました。
第一話の「やさしくラブコール」もテレホンカードです!公衆電話から好きな彼に電話です!
恋+魔法の素敵アイテム。これはワクワクしない女の子は少ないでしょう!
(いや、私は女の子ではありませんが)
ってことで家でもじっくり読みたいとゲット。

幸せのきっかけとなるアイテムを無料でくれても、
笑うセールスマンみたいに落とし穴はありません。
だってリリィの目的は最終的に幸せを集めることですから。ドーンされたら意味がない。
ってことで毎回ちゃんとハッピーエンドで終わります。
まあリリィ達は打算で女の子を幸せにしてる訳ではありませんけどね。

毎回違った恋する乙女とその女の子の為の色んな小物が登場しますが
よくこれだけストーリー(恋愛パターン)を思いつくなと感心します。
数ある話の中では三角関係なんての回もありますがこれだけさわやかに描けるのはすごい。
余り恋愛系を読まない私でも幸せな気分になれてしまうような内容でした。

そして何より驚いたのが、毎回リリィの出したグッズを再現して、実際に商品化していたこと。
リリィ&アール3
うわあ、このころは景気よかったんだなー。これは何とも血が騒ぐ企画です。

おにいさまへ・・・

おにいさまへ… 1 (中公文庫 コミック版 い 1-43)おにいさまへ… 1 (中公文庫 コミック版 い 1-43)
(2002/05)
池田 理代子

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中学の進学教室で講師のバイトをしていた大学生の辺見武彦。
そんな彼に憧れるのが主人公・御苑生奈々子。
実は二人は血の繋がらない兄妹なのだが、奈々子はその事実を知らず
淡い恋心を抱いた彼女は武彦に「おにいさまになってくれ」と頼み、二人の文通が始まる。

中学卒業後、奈々子は名門女子高・青蘭学園に進学する。
青蘭学園には「ソロリティ」という社交グループがあり
それは容姿・財力・学力・人柄・健康状態などが優れた生徒のみが
上級生のソロリティメンバーに審査されやっと入会出来るという
一握りの選ばれた者のみしか入れない狭き門だ。

新生活に胸を膨らませ、おにいさまこと武彦にに嬉々として手紙を書く奈々子だが
平凡な彼女がソロリティに推薦され、入会したことで事態は変わる。

秀でたものがない奈々子が何故?!と妬みと疑惑の眼差しが向けられ
クラスメイトから嫌がらせの数々を受ける日々。
お兄様1
選民意識が強くプライドが凝り固まったソロリティにも馴染めない。
それでも流されす、負けないように葛藤しながら頑張る奈々子。
そんな彼女は今日も手紙に思いをしたためる。
おにいさまへ・・・と。
女の園で起こる一見して美しいが、その裏に潜む心の深淵を描いた学園ドラマ。

インパクトのあるタイトルです。
本作品は人間関係がややこしく絡まっており、文字じゃ説明しきれん!
ということで以下が関係図です。
お兄様2

ややこしい・・・。
ストーリーの要となる重要な関係が明かされるまで、結構引っ張られるので
把握するまでが??となったりしました。

家柄だけではなく血統にまでもこだわったり、昼ドラ顔負けの展開を繰り広げる作品なのですが
さすがの池田先生。いくら泥沼でも耽美です。麗しい!
この方の描くスラっとした貧乳モデル体型が個人的に相当好きなのですが
中性的な美女が二人も出てきており、余すところなくかっこよさを見せつけてくれます。
決して明るい作品ではないですが、とっても華やかなのが池田先生の作る世界の凄さです。

病んでる登場人物が目立つ中、主人公の奈々子はまさに都会に咲いた一輪の花。
いい子で、いい子過ぎて、ラストにかけてはむしろ主役奪われてる勢いです。
少女漫画ですがシビアな展開で、ベルバラもそうだったように
後味が悪いとまではいかないけど切ないラストを迎える作品でした。

チム・チム・チェリー!

チム・チム・チェリー 1 (講談社コミックスるんるん)チム・チム・チェリー 1 (講談社コミックスるんるん)
(1994/08)
あゆみ ゆい

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今からちょこっとだけ昔。女王さまのいる国のお話。
主人公のチェリーはまだコドモだけれども、「よい子を育てる」がモットーの
ナニー(乳母のこと)の名門一族の端くれ。

そんなチェリーが初しごとの為、マクレガー家を訪れた!

チェリーと同い年くらいのドライで読書好きな美少年ロビン。
その妹、好奇心大盛な双子のリズとメグ。
そして末っ子の赤ちゃんロッテ。

不思議な力を持ったチェリーが夢を与えながら
子供達と共にナニーとして成長していく物語。

子供の頃読んだ少女漫画が読みたくなる症候群継続中。
本作はかなりメルヘンなストーリーでチェリーは世界童話百貨から
様々なお伽噺アイテムを出し不思議な体験をさせてくれます。
チムチムチェリー1
この大きな童話集を出すシーンが子供の頃から大好きでした。

ジャックと豆の木の豆の大木を登って空の上でティーパーティーをしたり
一人で淋しいピーターパンに友達を作ってあげたり
普段は目に見えない妖精を子供達に見せてあげたり
アリスの白ウサギを追っかけてナゾナゾをしたり
ユニコーンの背中に乗って星のカケラを食べてみたり、と書ききれないのですが・・・
なんてメルヘンで可愛い世界なんだ!

マクレガー家にきてチェリーとロビンが紅茶の入れ方で討論しているので
舞台はイギリスなのでしょうが、かなりいい雰囲気出てます。
何と言っても毎回違うチェリーの衣装が可愛い!
チムチムチェリー2
ゴテゴテしてなくて女の子らしくて品がいいです。

巻末に日本が舞台の読切り作品が収録されていたのですが
この作者さん、海外モノの方がセンスいいです。
そんな作者の素敵な感性が全面に出た一冊です。

くるみと七人のこびとたち

くるみと七人のこびとたち (講談社コミックスなかよし)くるみと七人のこびとたち (講談社コミックスなかよし)
(1993/10)
高瀬 綾

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くるみ表紙
元気いっぱいで明るい中学生の女の子・主人公くるみは
近所に住んでいた童話作家のお兄ちゃんに憧れている。
そんなお兄ちゃんがドイツ旅行から帰ってくるので、はりきって会いに行くと家には誰もいない。

家の中を探していると一冊の本が風もないのにパラパラと捲れているのに気がつく。
そしてその本の中から七人の小人とグリム童話の作者・グリム兄弟が飛び出してくる。

彼らが出てきた本は童話の世界とこの世を繋ぐ扉になっており
それを手に入れたお兄ちゃんは童話の世界「メルヘンランド」に入ってしまったのだ。
白雪姫はお兄ちゃんを物語の王子様と勘違いして、二人は結ばれてしまう。
しかし部外者が入ったことによりメルヘンランドは狂いだし
様々な童話の悪役が力を持ち、このままでは童話の数々がアンハッピーエンドに変わってしまう。
くるみ1
そんな狂いだした世界を救ってくれと頼まれたくるみは
お兄ちゃんの為にとメルヘンランドに旅立つ。

そこで待っていたのはイメージと違う、乱暴で女の子が大好きな白雪姫の本当の王子様・カイル。
くるみはお兄ちゃんを、カイル王子は白雪姫を連れ戻す為に
二人と七人の小人たちの物語を修正する旅が始まる!
くるみ2

シンデレラが灰かぶりの召使のままで、王子様が意地悪な義姉と結婚してしまいそうだったり
赤ずきんちゃんが人間に変身した狼にたぶらかされて乱暴な女の子になっていたりしていて
お話が本来の筋通り進むようにくるみたちが頑張る、少女漫画版月光条例とでも言いましょうか。
くるみ3

最近、子供の頃に読んでいた少女漫画が無性に読みたくなって何とかゲットしたのですが
近頃の過激な漫画と違ってベタベタドロドロしておらずほんわかしていて
少女漫画ってこうあるべきだよなーと胸キュンです。

本作は恋愛ではなく冒険要素が大きく、わくわくさせてくれて
尚且つ、甘酸っぱい気持ちになれる少女漫画の要素を外していないところが非常に魅力的です。
漫画好きな男性が読んでもそこそこいけるのでは?と思います。

物語後半は悪のボスを倒すという展開になりますが
個人的には狂った童話を正すエピソードがもっともっと読みたかった!
思い出補正でしょうか?二十年近く前の少女漫画でも色褪せておらず面白く読めました。
プロフィール

チロリアン2世

Author:チロリアン2世
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