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グリムのような物語 スノウホワイト/トゥルーデおばさん

スノウホワイト グリムのような物語スノウホワイト グリムのような物語
(2006/11/30)
諸星 大二郎

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トゥルーデおばさん 新版―グリムのような物語 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)トゥルーデおばさん 新版―グリムのような物語 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
(2007/10)
諸星 大二郎

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古い石造りの教会。
一人の城主が修道士に案内されて地下の納骨堂へと足を運んでいた。
城主は一人の女に会いにここへ訪れた。それは棺の中で眠る美しい女性。
葬ってから三年も経つのに彼女はまるで生きているようで、今にも動き出しそうな姿をしている。

修道士は彼女の生い立ちを語る。
ある国にとても美しい伯爵夫人がいた。その余りの美しさに隣国の城主に攫われてしまう。
激しい戦いの末、何とか妻を取り返した伯爵。しかし伯爵夫人は隣国城主の子供を妊娠していた。
そして女の子を出産し、息を引き取る。

伯爵は自分と血が繋がっていなくても、妻の血が流れている子供を姫として大切に育てた。
しかし彼が再婚した若い継母は姫が美しい女性へ成長すると嫉妬し、憎むようになる。
そして原因は謎だが、姫は15歳で息を引き取り、この納骨堂に安置されていると言う訳だ。

姫と納骨堂で一晩一緒に過ごしたい、と
彼女に会いに来た城主は申し出るが、修道士に止められる。
なんでも夜中に継母が、姫が本当に死んでいるかを確認にくると言われており
扉を閉めても無駄で、現れるのは魔女ではないかという噂もあるそうだ。

修道士の忠告も聞かず地下に留まることを曲げない城主。
白雪
時間も忘れて姫に見惚れていると、噂通り黒い女の影が現れるが城主は姫を庇い影を追い払う。

そして翌朝。姫を城に連れて帰ると言いだす城主。
死者でありながら衰えない美貌を持った姫の虜になってしまった城主は修道士の制止も聞かず
無理やり彼女と城へ帰る。そして目を開くことはない彼女を一日中愛し続ける。
白雪2
ある日城主は願う。「姫が目を開けてくれるなら死んでもいい」と。
願いが通じたのか姫は目を開けるのだが・・・。
~「スノウホワイト」より~

各収録話
【スノウホワイト】             
・七匹の子やぎ
・奇妙なおよばれ
・漁師とおかみさんの話
・スノウホワイト
・小ねずみと小鳥と焼きソーセージ
・ラプンツェル※
・コルベス様
・めんどりはなぜ死んだか
・カラバ侯爵
・藁と炭とそら豆
・とりかえっ子の話
・金の鍵

【トゥルーデおばさん】
・Gの日記
・トゥルーデおばさん 
・夏の庭と冬の庭
・赤ずきん
・鉄のハインリヒ または蛙の王様
・いばら姫
・ブレーメンの楽隊
・ラプンツェル※

※同タイトルですが別のお話です。

諸星流グリム童話!!
親しみやすく身近なグリム童話のアレンジということで深く考えずに購入したのですが
マニアックな作品が多く、ほとんど知らないお話ばかりでした。

元ネタを知っていた方がやはり面白いだろうと
少し調べてみたのですが、グリム童話自体がシュールすぎる!
(先程まで気が付かなかったのですが、調べなくてもスノウホワイトには巻末に元のお話と
 作者解説が載ってました。トゥルーデおばさんの方には載っていません。)

時代の流れと共に人の価値観も変わるので
童話も変わっていくと以前テレビで言っていたのですが
第一版グリムは現代の子供向けじゃない話が多そうです。
一人の男を唐突に追いつめて殺したりとか
小ねずみと小鳥と焼きソーセージが共同生活してたりとか。

本作品ですが昔の洋書の挿絵のようなタッチが
ストーリーとマッチしていてとてもいい雰囲気を出しています。
お話もブラックに仕上がっているのですが
黒と言っても明るいものからダークなものまで様々。
ひたすら淡々と綴られている感じが何とも薄気味悪さを浮き彫りにしています。

個人的にはカラバ侯爵(長靴をはいた猫)が面白かったー!分かりやすいし。
大人向けの新しい”童”話の世界に浸ってみるもいいものです。
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