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お姫様クラブ

お姫様クラブ (ぶんか社コミックス ホラーMシリーズ)お姫様クラブ (ぶんか社コミックス ホラーMシリーズ)
(2008/05/17)
曽祢 まさこ

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お姫様クラブ
南美は子供時代にお姫様になったことがある。
華やかなドレス、華やかな社交界。南美が主役で、みんながチヤホヤしてくれる。
それは高額の会員制クラブ「お姫様クラブ(プリンセスクラブ)」。
お姫様クラブ1

しかし父に借金があり南美の家庭は壊れ、親戚の家をたらい回しにされ、
クラブでの体験は二度と味わうことが出来ない夢の様な出来事になってしまう。
父と離婚した母が迎えに来てくれるものの、
酒の量が増え男友達を連れ込む母が嫌でしょうがない彼女は
高校を卒業後家を出て、19歳で結婚。

その後一男一女を儲けるが生活に追われる日々。
フリルでメルヘンに飾った部屋も旦那にいい歳して何とかならないか、
と言われ益々子供時代に体験したお姫様クラブへの思いが強くなる。

そんな時、旦那が健康診断で心臓に異常が見つかる。
命に別状はないようだ。夫の死亡保険は2000万。
お金より旦那が無事でほっとする南美。

お姫様クラブは6歳から12歳の少女が対象。
充分に大人な南美がお姫様になるには1500万もの大金が必要だと聞き、
憧れだけが強くなるが生活に追われ老いていく自分。
もうお姫様になれないと悲しみに打ちひしがれる南美だが・・・。
お姫様クラブ3
~「お姫様クラブ」より~

まさに女の執念を描いた作品です。
結婚式でもそうですが、ドレスを着た女性ってハッとするような綺麗さですよね。
執着する気持ちは分からなくもありません。

幼少時代にきらびやかな世界を知ってしまった分、
割り切れない思いが南美の中に出来てしまいます。
日々の生活とのギャップ、年齢というタイムリミット。
妻であり母であるという人生。彼女は平凡な主婦という生活に
幸せを見出すチャンスがなかった訳じゃないと思います。
しかし甘美な体験の思い出に捕らわれ過ぎ、自分の現状を卑屈に捉えてしまう南美。
至福の一瞬の為に生きる彼女にとって家族とは、
今までの人生の積み重ねは何だったのかと思えるラストですが、
人の幸せは本当にそれぞれなんだな、と思いました。

本当にお金を払ってお姫様になれるという商売あっても面白そうですね。
でも1500万はボリすぎだー。
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